久しぶりにエアーゲージを使おうと取り出してみる。
なぜか針がずれていた。
落とした覚えはないし、ずいぶん前になるが前回は正常だったはず。
保管中に徐々にずれたとしか考えられない。
ともかく分解してみよう。
まずはホースを外します。
まわすと簡単に外れます。
カバーは裏のネジで止まっています。
思いのほかシンプルですね。
C型の部品は、中空になった銅?(パイプを潰したものをCの形に曲げてある)で、
圧力が掛かると真っ直ぐ伸びようとする力が働くので、その微妙な変化をてこの原理とギアで針の回転に変換するという仕組みのようですね。
ブルドン管ゲージって名前らしいです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/圧力測定#機械式圧力計
先端がほんの数ミリ動くだけで針は一回転します。
問題の針のずれですが、針が緩んでずれたのではないようです。
針はずれるどころか抜くこともできないぐらいガッチリはまっていました。
ということは、保管中に銅パイプが徐々に伸びてきたということですね。
確かにそちらの方が納得できます。
しかしパイプの先端部はハンダ付けされており取れません。
針がつながっているので調整するほど曲げることもできません。
今回はがんばって針を引き抜き調整することで妥協することに。
とりあえず直りました。
別のゲージと比較しましたが正常値なので問題なさそうです。
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