家庭用消火器を入手

自作・改造

家庭用消火器を入手した。

こいういやつね。
入手といっても買い替えで古いのが不要になっただけなのだが、とりあえず開封して見ることに。
消火器内部は高圧で開封できないんじゃないかと思っている人もいるようだが、そんなことはない。
通常は常圧で内部に二酸化炭素のガスカートリッジが入っており、使用時にレバーを握るとカートリッジに穴が開いてガスが放出され一気に内部の圧力が上がって消化剤が放出されるという仕組みなのだ。
よって開封すること自体に関してはなんら危険はない。
消火器の爆発事故がニュースで流れたりするが、あれは錆などによって強度が落ちた消火器を使用することによっておきているようだ。急上昇する内圧に本体が耐え切れずに爆発しているのだ。
とはいえ間違うと非常に危険なので安易に真似はしないでほしかったりします。
前置きはこれぐらいにして、開封ですが素手ではちょっと無理なのでこれを使います。
自作サンドブラスタ


自作サンドブラスタ
ふたを緩めて引き抜いているところです。
自作サンドブラスタ
抜けました。
一番太いのが炭酸ガスカートリッジです。
アクアリウムでCO2添加用に売られているものと同じぐらいの大きさでした。
ちなみにネジの規格が違うためアクアリウム用には転用は出来ないそうです。
高圧のボンベをこのまま捨てては危険なので、消化剤の代わりに水を詰めて、子供と一緒に消火器の使い方を訓練(遊び?)しておきました。^^
自作サンドブラスタ
タンク内部です。
消化剤が入っています。非常に粒子の細かい粉末なのでうっかり倒してしまうと舞い上がって大変なことになります。
とりあえずペットボトルに移しておきました。
ちょっとサイズは小さいですが、直圧式サンドブラスタ用のタンクに改造します。

コメント

  1. 川﨑 より:

    消火器の開け方、とても参考になりました。実は、加圧式消火器を開けて消火剤を取り出し、絵の具と水を混ぜた液体を詰めて大きなキャンバスにペイントしたいと思っています。このような場でお伺いするのは大変恐縮ですが、開ける際に必要な道具は、ブログに紹介されていた大きなペンチだけでしょうか?鍵などはいらないのでしょうか?何卒よろしくお願いいたします。

  2. まるむし より:

    蓋はスクリュー式で、ペットボトルのキャップと同じです。
    大きなペンチは、ウォータープライヤーという道具で、口が大きく開くのが特長です。
    ごくごく一般的な道具でどんなに小さなホームセンターでも必ず置いています。
    素手で回すのは大変なのでこれがあると簡単にあけることが出来ます。
    鍵という発想はどこから来たのか判りませんが、普通はそのようなものはついていないはずです。
    封印ならついているかもしれませんが目印程度なのでなんら障害にはなりません。
    >キャンバスにペイントしたい…
    パフォーマンス用ですね。^^面白そう。
    消化剤は粉末なので噴出するとぶはーっって感じに飛び散りますが、
    絵の具(液体)だと単なる放水ぽっくなってしまうのでイメージと違うかもしれません。(吸い込み口もしくは排出口に工夫が必要かもしれません)
    あと消火器を使うと仕組み上一発芸で終わりなので、
    もし作品作りに使うというのなら連続使用が出来るように、コンプレッサーを使うことを考えた方が良いかもしれませんね。
    洗浄ガンとか、吸い上げ式のサンドブラストガンとか改造したら使えるかもしれませんね。

  3. 川﨑 より:

    早速コメントいただき、ありがとうございました。
    大変参考になります。
    また困ったら質問させてください。
    どうぞよろしくお願いいたします。

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