薄板を接ぐ際に必要なのが、ビスケットとジョイントカッターな訳ですが、
こんな高価なものをまるむしが使えるわけも無く^^;
そこで考えたのが100円ショップで売っている工作用の6mmダボピン
何十本も入ってたったの100円だ。(確か30本~50本ぐらい入っていたような…)
これなら穴あけは6mmのドリルでOKだ。
問題はいかに正確な位置に垂直な穴をあけるかだ。
試しにフリーハンドでやってみたが結構段差ができてしまった。
そこで接ぎ板用ダボ穴ガイドを作りことに。
使ったのは100円ショップのアクリル板2mm
(価格上昇を予測して買いだめしてた^^; そういえばロッキングプライヤーが400円になってたなぁ。 ダイソーやりたい放題だな)
適当な大きさにカット。
但し長辺は実際に使用するドリルを通したときにダボの半分の長さ+遊び数ミリ分が飛び出すようにつくるので、逆算して大きさを決めます。
あまりに適当なので変な形に割れちゃいました^^; でも大丈夫。
アクリルサンデーで接着し、直角を出すように片側を研磨。2個作ります。
6mm(後でドリルでぐりぐりするのでちょっと狭いほうがよい)の間隔でもう一枚のプレートに接着。
ネジ穴をあけて皿ネジとナットで固定する仕組みでもよいのですが、アクリル板に厚みが十分あるのでタップでねじ切りします。
そして片側を6mmの隙間が直角になるように研磨(機に押し当てる部分なので正確に)
板の下にもぐりこませる大きなプレート(今回は2枚接着で4mm)の裏側に、
皿ネジの頭が飛び出さないように大き目のドリルで軽くざぐりしておくとガタツキが無くて扱いやすいですね。
高さ調整プレートを数枚作っておきます。(今回は4枚作ったので22mm厚の板にまで対応)
高さ調整プレートはネジ径より大きめの穴をあけておきます。
こんな感じ^^
写真は12mm厚の板用に調整プレート2枚(4mm)入れています。
ネジ棒は長めがいいです。 (親指を引っ掛けて板に押し付けるのに都合がいい)
完成したらきつめに作った6mmの穴にドリルを通してスムーズに動くようにしておきます。
ドリルを回してめいっぱい押し込むだけで、
左右、上下、深さが正確な穴が開きます。(ほぼね。ほぼ^^;)
ちなみに素材は透明なものをオススメします。
穴を開ける体勢で、上からマーキングを最終確認できるので非常に安心感があります。
ドリルや木屑などの状態も確認できるしね。
試しに12mm厚の杉板を接いで見ました。
段差無くきれいに仕上がっているでしょ。 v(^o^
これのおかげで、接ぎ板製作がスピードアップ&きれいになりました。
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