換気扇を徹底的に掃除 ギトギト油は実は簡単に落とせます 

いつもはフィルターの油落としで終わってしまうのだが、
妻がなぜかやる気を出している。
しょうがないので付き合うことに^^;
換気扇
初めて全部外しました。
やってみると非常に簡単にドライバーさえ使わずに解体できる構造になっていました。
いつもなら分解して終了というところですが、あまりに簡単に解体できてしまったので、
逆に組み立てていく流れになってしまいました。
換気扇
ちなみにこれは換気口の様子。 きたねぇ。
左のほうになにやら固形物が?
換気扇
これって鳥の糞だ!
そういえば冬になると小鳥がここにやってきて寒さをしのいでいたなぁ。
換気扇回すとあわてて飛んでいてたっけ。
あったまるのはいいけど、糞するなよなぁ ーー;
換気扇
換気扇です。
油でギトギト。
色々試した結果、安価で綺麗に落とせる方法がわかりました。
まぁ知ってる人も多いでしょうけど。


ギトギトの油汚れの落とし方は、
まずヘラ状のもの(薄いプラスチック板のようなものがいいかも、商品パッケージとか)でギトギトをそぎ取ります。
面倒ですが結局は楽できますからやりましょう。
だって盛り上がるほどの油の固まりにいくら洗剤とかをかけてもそんなに浸透するわけじゃないからやっぱり取れません。
取れたとしても洗い場が油まみれになって後片付けも大変です。
のこったヌルヌル油を洗剤で取るわけですが、油汚れを落とすのはアルカリです。


まず試したのは洗剤でアルカリ洗剤(マジックリンとか)
ですが、確かに落ちますが焼け石に水って感じでしょうか、1本ぐらい軽く使ってしまいます。

次にセスキ炭酸ソーダ、最近は100円ショップにも置いていますね。 粉末で売っているので水に溶かして布やきっちんぺーパーなどに染込ませて貼り付け、しばらく放置します。
これもアルカリ水な訳で油には良く効くのですが、何年も放置された換気扇には荷が重いようです。
その後の再掃除でセスキ液に漬け込みを試してみると、これもなかなか良い結果が出ました。
漬け込める容器があるならこちらもお勧めです。

次は、過炭酸ナトリウム(酸素系漂白剤)、これも使えますね。
洗濯物の漂白や、洗濯槽の掃除などで使われていますが、
セスキ炭酸ソーダよりもアルカリが強いので油に対して効果が期待できます。
油にはセスキといわれる場合が多いのですがpH的にはこちらの方が強力です。
機会があればコスパも含めて比較してみたいとは思いますが今のところ優劣はつけられません。

ちなみに両者のpHですが
セスキ炭酸ソーダ:pH9.8
過炭酸ナトリウム:pH10.5
ぐらいのようです。

そして抜群の結果を残したのが、次亜塩素酸ナトリウム(キッチンハイターなどの台所用漂白剤)です。
衣類用漂白剤は若干威力が弱いようです。(衣服の繊維を傷めないようにでしょうかね?)
原液をぼろぎれにつけて擦るだけです。 水で流せばキュッキュッキュって感じで簡単で綺麗に取れました。
おススメです。 何千円もする高性能洗剤なんて必要ありませんね。
(強いアルカリですから素手ではなく必ず手袋をしてください。手の皮が溶けてしまいます。)

稀薄して漬け込んでもOKですね。

ちなみにpHですが
次亜塩素酸ナトリウム:pH12.5
ぐらいのようです。

さてキュキュキュとなったフードですが、問題が起きました。
塗装が浮いてぐにゃぐにゃのぺろぺろになっており、擦ると油と一緒に剥げ落ちてしまいました。
黒い塗装だったのですが、半分ぐらい下地の白が出てしまいました。
まぁ錆びることはないでしょうが、美しくないので急遽黒で全塗装しちゃいました。
換気扇
はい、全塗装して真っ黒です。
モータ部は濡らすと大変なのでそのままです。 油まみれ^^;;;
ドライバーを使ったのは、このモータを外すところだけです。
換気扇
はめ込みました。
換気扇
枠もカバーもこのようなネジで締めるだけなので素手で作業ができます。
工具は必要ありません。
換気扇
羽は真ん中がネジになっており逆ネジといって通常とは逆に反時計回りに回すとしまります。
これは羽が回転する力で緩まないようになっています。
(扇風機も同じですね)
換気扇
巨大なフードは大変なのかと思いきや、じつはスライド式のフックで外れないように押さえてあるだけでした。
これも工具なしで簡単に取り外しできました。(ちょっと重いです)
換気扇
配線もコネクタで簡単に取り外しできます。
換気扇
元通りになりました。
後はフィルターをはめるだけです。
漂白剤のおかげでべたつきも一切なしです。

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