突然電源が入らなくなったパナソニックの Lumix DMC-FX30
調べて見ると同様の故障が結構あるみたい。
とりあえず分解して見た。
この機種は良くできていて、分解も結構簡単にできます。
まずはむき出しになっているネジをすべてとります。
下と側面にあるネジをはずすとこんな感じに分解できました。
リアパネルをはずそうとすると、フィルム配線でつながっています。
配線は無理に引き抜かず、まずコネクタのロックをリリースします。
太いほうは、ピンセットなどで持ち上げるとこんな感じに開きます。
同様に小さいほうも持ち上げるとこんな感じに開きます。
電源が入らないのでまずはスイッチ周りを見ようと思います。
上部の操作系統と本体はこのコネクタでつながっているようですね。
どうもツメではさんで固定しているだけに見えます。
マイナスの精密ドライバなどで慎重に少しずつ緩めて引き抜きます。
こんな感じで分離できました。
本体上からの図です。
右上の大き目の3つの端子がありますが、これは電池から直接きている端子です。
上部の基盤とは端子を押し付けるかたちでつながっていることになります。
上部ユニットの裏側です。
電源端子部分のアップ
この部分の接触不良なんかだったら良かったのですが、問題なしでした。 残念。
精密なパーツの中に似つかわしくない太い線がフラッシュにつながっていますね。
大きな煙突状の部品につながっています。
この煙突は電解コンデンサですね。
瞬間的に放電発光するフラッシュの電気を溜め込んでいます。
本体の大きさを考えるとかなり場所を取る部品です。
上のカバーをはずして見ました。
黒くて丸いのはスピーカーですね。
電源スイッチとスピーカを固定している黒い部品をはずして見ました。
スピーカは端子に押し付ける形でつながっているだけなのではずすとコロンと落ちてきました。
スイッチ周りのアップです。
電源が入らない問題は、単なる接触不良などの単純な問題ではなく、回路的になにやら問題が発生しているようですね。
今日はここまで。
コメント
デジカメの中って、こういう風になっているんですね。
うっかり分解すると元に戻せなくなるような気がしてしまい、自身では真似出来ません。