新品だったお風呂も10年近く経つと、水道のパッキンなども寿命を迎えています。
軽く閉めるだけでは、完全に水が止まらずポタポタと雫が垂れてきます。
今日は水漏れの修理を頼まれたのでやってみました。
難しそうに思えるかもしれませんが、実は誰でも出来ちゃう簡単な作業だったりします。
一番大事なことは、…. 作業前に水道の元栓を締めることです。^^;
元栓を締めずにやっちゃうと、大惨事に^^;;;;
まぁお風呂なら惨事にはなりませんが、緩めた蛇口から水が噴出すとかなり動揺します。
流し台や洗面台の水道の場合は、下の収納部分に元栓になる部分があるのでそこを閉めます。
お風呂の場合は多分ありませんから、家の外に行って本当の元栓を探して締めましょう。
元栓を締めると家中の水道が止まるので、トイレに行く時は注意ですよ!
では早速修理です。
最近の水道の回すところはこんな感じですね。
どこから分解するの? って思うかもしれませんが、
大抵(多分全部)は、上のほうはキャップになっています。
ヘラのようなものか、小さいマイナスドライバーなどで軽くこじると取れます。
ほら!取れました。
汚れてますね。^^
つまみを固定しているネジを緩めてとります。
本体は六角なので、モンキーやスパナなどの工具で緩めます。
緩んだら手でくりくりくりっと回していくと抜けます。
道具を持っていないのなら、こんなセットが500円で手に入るので1セット買っておくと良いですね。
一本で殆んどの水道で使えるスパナと、ケレップを取り出すためのヤットコ、さらに交換用のコマがついていますね。
こんなのが取れます。
そしたら中身もくりくりっとまわして取り出します。
先端についている黒い部分がパッキンのゴムですね。
これを抜き取ると水をせき止めるものがなくなるので、高低差で水道管に残っている水が出てくる場合が有ります。
この家の場合、お風呂は1階ですが、2階まで水道管がのびているので結構な量が噴出してきました。
抜き取ったもののアップですね。
先端部分です。
実は固まっていて一緒に抜けてきましたが、
この先端部分は差し込まれているだけで固定はされていません。
引っ張ると簡単に抜けました。
いろんなタイプの蛇口は有りますが、内部はほとんど共通でホームセンターなどで簡単に手に入ります。
まるむしが調べた限りでは、2種類ぐらいしかないので現物を採寸してから買いに行けば間違えることもないでしょう。
今回は15mmサイズのものを買ってきました。
パッキンのみも売っていますが、今回は金属部分も一体のものを購入しました。
名前は、「ケレップ」と言うようです。(知らなかった^^;)
パッキン部分の比較です。
右側は、ゴムに丸い凹みが出来ていますね。
まぁすぐについてしまう凹みでは有りますが、この凹みが原因で締りが悪いという現象が起こっていたわけです。
交換したら分解の逆の手順で元に戻すだけです。
ケレップを2個購入したので、水とお湯の両方を修理しました。
150円で水漏れ修理の完了です。
業者さんに来てもらったら幾らかかるんだろうなぁ?
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