アルミろう付けの準備 アルミ硬ロウRZ-101 と アルミ硬ロウ用フラックスRZ-201

アルミろう付け

アルミのロウ付けに向けて準備を進めている。
今日の買い物は、硬ロウそのものです。(やっと^^)
新富士バーナーのアルミ硬ロウRZ-101 と アルミ硬ロウ用フラックスRZ-201です。
アルミロウ1



これがなくては始まりません。
流動性に優れ、仕上がりが美しい。2.0mmX300mm 5本入
作業温度:580℃
引張強度:25kgf/mm2
フラックスRZ-201が必要とのこと。

内容量:20g
アルミ硬ロウ、粉末アルミロウをご使用の際には必ずご使用くださいとのこと。
液状で使いやすくなりましたとキャッチコピーが。。。
まるむしが購入したものは、粉末タイプのものです。
品番は同じなので改善されたということでしょうか?
粉末タイプは15gで液状のものは20g。値段は同じ、さてどっちがお得なのか?
粉末タイプは使う前に自分で水を加えて液状にします。
余ったら捨てるしかないのでやはり最初から液状のほうが無駄がなくていいですね。
液状のものも置いているお店があったのでもう少し調べればよかったです。
ちょっと後悔。
さてその粉末ですが、サラサラパウダーかと思っていたのですが、
開けてみるとしっとりとしたザラザラの粉末でした。
工業用の石鹸かクレンザーみたいな感じでした。
アルミロウ2
水を加えるのは満遍なく塗り広げるためのようなので適当な感じで良いようですが、
多く入れるとフラックスの量が減るので少な目が良いようです。
少なめにといて足りなければ足すといった感じでしょうか。
今回はスタンダードにアルミの硬ロウに挑戦しますが、こちらのアルミソルダー RZ-103
が初心者向けのようです。
どこが初心者向けなのかというと硬ロウが580℃で溶解するのに対し、アルミソルダーは380℃で溶解します。
どっちでもいいじゃんと思うかもしれませんが、ロウ付けするアルミ自体のは660℃程度で溶けてしまうため硬ロウを使った場合、ロウ付けするアルミ自体を溶かしてしまう危険性があるわけです。
アルミソルダーは一足先に380℃で溶けるのでその点安心して作業ができるわけです。
デメリットとしては、強度が若干低いことと母材の温度が低いとダマになってしまいやすいらしいです。
(もこもこした溶着ってことですね。削れる部分のロウつけなら問題ないですね)
後は値段が硬ロウに比べて値段が倍です。
アルミソルダー RZ-103
3.0mmX300mm 2本入  作業温度:380℃ 引張強度:30kgf/mm2 フラックスRZ-203が必要。
もうひとつはこれ、ぜひ次回試したみたい商品です。
粉末アルミロウRZ-151
接合部にロウ材を塗っておくことにより、作業温度の見極めが不要となり、初心者にもロウ付が用意です。内容量:粉末アルミロウ4g、フラックス6g、かくはん用ヘラ付、作業温度:580℃、引張強度:25kgf/mm2とのこと。
硬ロウのロウ付けの難しい部分を解消しています。
硬ロウはフラックスをロウ付けする部分に塗って加熱し、フラックスが溶けたころを見計らって硬ロウの棒をこすり付けて溶かす訳ですが、見極めが非常に難しいのですが、
これはアルミの粉末が一緒になっているので、要するに溶けたならもうくっついてるよってことになります。
なんか便利ですよね。ぜひ使ってみたい。
値段は同じぐらいですがアルミの粉末は4gしか入っていないのでかなり割り高です。
加熱温度の調整が難しい小物や薄物に向いていそうですね。
大物にこんなの使ったらお金がいくらでも掛かってしまいますからね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました