精米機を分解してみた ホソカワ 循環式精米機

精米機の中の仕組みってなかなか見る機会が無いですよね。
まぁ興味もさほど無いかもしれませんが….^^;
精米機というのは、玄米からヌカを取り除いて白米にするものですよね。
循環式というのは、コメ同士をすり合わせて徐々にヌカを剥がしてゆくのですが、投入したすべてのコメが循環しながら徐々に精米が進んでいく方式ですね。

今回は精米中に米粒がポロポロ落ちるので見てほしいということでした。
出し入れする扉類も振動で開いてしまうという事なので調整も必要ですね。

年季が入っている機械(40年以上前のモデルですね)なので、ヌカを分離するフィルタ(金属製の網)に穴が開いているはずなので、交換するか修理してほしいってことでした。
メーカーは現存していますが型式が古いので部品があるかは問い合わせないと判りませんね。

この機械は外部動力なので、向かて右側にVベルトが見えますね。
よって本体内は精米のための仕組みのみという事になります。


ロート部(米を溜めるところ)を上から見ています。
右から吸い込まれて、左から出てきます。
この動作が延々と繰り返されるんですね。^^;


中央の大きなネジを抜くと外せました。


裏側です。
流量調整用の板にはギザギザが付いています。
歯車と噛み合う部分ですね。


分かりにくいので別の角度から。
白いのが歯車ですね。
シャフトにはダイヤルつまみが付いています。
これを回して調整するんですね。なんてストレートな分かりやすい仕組み。


つまみは裏にネジがあるので抜くとつまみは抜き取れます。
結構劣化しているので割れないか心配だったのですが、
なんとか大丈夫でした。^^;


上のロートは、周囲のネジを取ると簡単に外せます。
取り除くと吸入側にはこんな金属製のプレートが収まっていました。
詳しく見ていませんが多分米を誘導するためのものでしょう。


これは米を取り出すところですね。
取り出し口がひもで縛られていますのでここも緩いのでしょう。
よく見ると扉は平ワッシャーが入っているだけのようです。
スプリングワッシャーを加えてきつく締めても開閉できるように調整しておきます。

白いのは調整ダイヤルで、精米の強度調整だったと思います。
強くやると精米は早いが、発熱でコメの味が変わってしまうし、粒が割れやすいなどの問題が出てきます。
流量と強度のバランスがこの精米機を使いこなすポイントの様です。


本体側です。
精米用のシャフトが見えましたね。
Vベルトが掛かっている反対側から引き抜く必要があるようです。
だんだん面倒くさくなってきました。^^;


反対側のネジを外して引き抜きました。
ネジ式でコメを送るんですね。真ん中はちょっと形が変わっています。
この辺がヌカを落とすところです。


抜かれた側です。
メッシュが見えますね。メッシュというより、スリットの入った金属プレートです。
このままの状態ではこれ以上メンテできないようなので本体から取り出しましょう。

どうやらはめ込まれているだけのようなので、
クランプを押し開きモードに替えて少しだけ広げます。


取り出しメッシュの部分です。
異常ないですねぇ……
どうやら扉とメッシュの固定が同じネジで兼用になっているため、
単に緩んで隙間ができていただけの様です。
こちらもメッシュは固定して、でも扉はスムーズに動くようにスプリングワッシャーに交換しておきました。

まぁこれで大丈夫でしょう。
大掛かりだった割に、問題はネジの緩みだけでした。

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『精米機を分解してみた ホソカワ 循環式精米機』へのコメント

  1. 名前:篠原 巧吉 投稿日:2018/08/26(日) 21:32:08 ID:89506caac 返信

    興味を持って拝見しました。
    私もホウデン製の古い循環式精米機をオークションで入手したのですが、状態は予想以上に悪く、錆びだらけ。可動ですが、流石に食品を加工する状態ではないので、自力でオーバーホールを決意し、分解に取り掛かりました。構造は貴兄の機器とほぼ同じで以外と単純ですね。新品が10万近くもする価格とは驚きです。
    米すりの心臓部ローターも錆び錆びの為、取外そうとしたのですが、vベルト駆動のプーリーが固着し、外れない。ほとほと嫌になり、安物買いを悔やんでおりましたが貴兄の記事を拝見して、プーリーの反対側から抜けるかも知れないと、もう少し頑張って見ようと思います。モミ米から精米したいのですが簡単にはいきませんね。
    長文失礼しました。大変参考になりました。