低価格レンタル仮想サーバー(VPS)をいくつか借りてみた

低価格レンタル仮想サーバー(VPS)を2社借りてみたので感想などちょっとメモしておきます。
レンタルサーバーとVPSと何が違うんだ?
と言う人のためにちょっと簡単に説明すると、
レンタルサーバーの場合、webサーバーやデータベースサーバーなどあらかじめ構築されており、
その環境をお借りすると言うものですね。

なのでシステムを勝手にバージョンアップさせたり、追加したりは出来ません。
そのかわりシステム自体は運営会社が正常に動作させることを基本的に保証します。
VPSは1台の実サーバー上に仮想サーバーを構築し、仮想ではあるがそのサーバーを丸ごと借り受けると言うことになります。
よってOSのインストールからサーバーの立ち上げなど全て自分でやる必要があります。
また運営会社は仮想ハードウェアの正常動作を保証しますが、
その環境で実行されるシステムはユーザーが管理する必要があるわけですね。
代わりにシステムの構成は、基本的に自由に弄れる訳です。
安いレンタルサーバーにありがちなデータベースは1個まで、なんて制限は一切受けないわけです。
必要なら好きなデータデータベースサーバーを立ち上げてもいいわけです。
なんて自由なんだぁ、自由最高!なわけですが、安易に考えると苦労することになります。
いままでホームページの構築しかやったことが無いのに、「これからはVPSだよ」などとそそのかされて
借りちゃったりすると、何から手をつけたら良いのかすら判らず途方にくれることになります。
とはいえ、最近のVPSは手取り足取りの便利なものもありますので、
ちょっとかじったことがある程度で立派なサーバーが構築できたりしますので
チャレンジしてみるのも良いかもです。^^
まるむしが試したサーバーは、
カゴヤ・クラウド/VPS タイプA
CPU3コア、メモリ1G、HDD200G 30円/日 840円/月

日割りで1日30円で使うことが出来ます。
契約はクレジットがあるとすぐに使えるようになります。
契約していてもサーバーを立てなければ課金されないのはうれしいですね。
ちょっと数日間テスト、と言ったときに重宝します。
但し構築したサーバーは停止させても課金は継続するので注意が必要。
完全に消去すれば課金されません。
継続利用を考えると840円/月は、最安クラスではありませんが、
一時的な負荷増大は自動的に調整してくれるなど付加価値があるようです。
アクセスにムラのあるサイトを構築する場合などはうれしい機能ですね。
オプション機能はいろいろあります。
使ってみた感想は、シンプルな初期状態(OS)です。
何から何までコマンドライからインストールしてセッティングしなければなりません。
良く言えば余計なことをしないサーバーです。
サーバー構築に慣れていないと戸惑うかもしれませんね。
次にテストしたのは、
DTIの Serverman@VPS Entry
CPU不明、メモリ1G、HDD50G 490円/月

今1ヶ月無料キャンペーンだそうです。
スペックはぎりぎりと言ったところでしょうか。
しかしながら月額で考えると、最安クラスですね。
付加サービスはさほど多くありませんが、初期導入するOSのパッケージが、
ホームページ向き、ブログ向きなど何種類かあり、用途に応じてすぐに使えるようにセッティングされています。
極論を言えば、レンタルサーバーに近い状態で立ち上がるわけです。
簡単なサイトならFTPでアップロードするだけですぐに公開状態に持ち込めるわけですね。
モジュールの導入テストなどで頻繁に初期化することも気軽に出来ます。
使ってみた感想は、思ったより速くて快適です。^^
サーバーの初期化も5分ほどで完了するので構築に失敗しても気楽にやり直せます。
まぁ一旦作りこんでしまうと気安く初期化は出来ませんが…
さくらインターネットのVPS
CPU2コア、メモリ1G、HDD100G 980円/月

(2週間のお試し期間があり)もちょっと気になりますが、
DTIの Serverman@VPS Entry が気に入ったのでしばらく使ってみようと思います。^^

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