HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター分解&改造 出力電圧を変更してみた

HRD12008 は、12V定電圧出力で、最大8Aの電流を供給することができるスイッチング方式の高効率定電圧降圧レギュレータモジュールです。
電子工作するものなら多分みんな知ってるだろう秋月電子ってお店で買ったものです。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
これをバッテリーの充電用に使ってみようかと思うのですが、出力が12Vの固定な訳でちょっと充電に使うには電圧が低かったりします。
と言うことで出力を12Vから13.5Vぐらいに変更してみます。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
裏はこんな感じです。
爪があるのでここを外せば分解できそうです。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
とりあえず現状調査。
1,2は短絡、7,8も短絡、7,8は+IN 12は-IN 1,2は+OUT 6は-OUT となっています。
実にシンプルですね。
IN,OUTにコンデンサーを入れて電圧を計測....12V。
仕様どおりですね。^^
とりあえず分解してみましょう。


HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
裏の爪から簡単に分解できました。
とりあえず部品を見ましょう。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
RB215T
ショットキーバリアダイオードですね。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
J652と書かれています。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
16114FPと書かれています。
どうやら出力電圧の決め手はこれのようです。
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
データシートをもとに回路を辿ると、出力電圧を決めているのはどうやらこの抵抗のようです。
抵抗は、4.7kΩ と 17.6kΩ(12kΩ+5.6Ω) でした。
ちょっと計算してみましょう。
2.5V(このモジュールの基準電圧)
2.5V×(4.7kΩ+17.6kΩ)÷4.7kΩ=11.86V≒12V(出力)
これでやっぱり間違いないようですね。
13.5Vにするためにどちらかの抵抗値を変更すればOKってことですね。
改造し易いところを探してみましょう。
抵抗はチップ抵抗で非常に小さく改造し辛いのですが、裏面に端子があります。
ここに別の抵抗をつければ4.7kΩに並列できそうです。
※ここでふと思い立ちググってみると、このモジュール結構メジャーなんですね。^^
他にも同様の改造をしている方がいました。(国外にも)
ポイントは間違って無いようです。一安心^^
ただし抵抗値がまるむしのものと微妙に異なっていました。
じゃ計算を続けましょう。
4.7kΩ部分をⅩとして計算します。
2.5(Ⅹ+17.6)÷Ⅹ=13.5 としてⅩを求めます。
2.5Ⅹ+44=13.5Ⅹ
11Ⅹ=44
Ⅹ=4
次に4.7kΩに抵抗Yを並列して、合成抵抗が先ほど求めた4kΩになるように計算します。
並列の合成抵抗の計算式に当てはめましょう。
(4.7×Y)÷(4.7+Y)=4
4.7Y=18.8+4Y
4.7Y-4Y=18.8
0.7Y=18.8
Y=26.85
一番近い抵抗は、27KΩですね。

ここに取り付けることが出来るチップ抵抗でいうと273です。
てことでジャンク箱をごそごそと….
ようやく発見! 1mm×2mmの小さな部品です。
(最近ヘッドルーペがないと小さな部品が見えませんーー;)
HRD12008 秋月のDC/DCコンバーター改造 出力電圧を変更してみた
何とか取り付けることが出来ました。
カバー類はチップ抵抗なので未加工のまま戻すことが出来ました。^^
改造結果ですが、出力は13.9Vとなりました。
まずまずですね。^^

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